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SORACOM プラットフォーム

SORACOM プラットフォームの特徴

クラウドネイティブな設計

IoT プラットフォーム SORACOM は、スケーラブルで可用性の高いクラウドネイティブな設計となっています。
SORACOM では、データ通信におけるコアネットワーク部分をクラウド上に実装しています。 そのため、負荷が高まった時に自動的にスケールアウトされます。急激にネットワーク全体のトラフィックが増加するようなイベント(例えば OS のアップデートの配布)が発生しても、自動的にその負荷に対応することができます。

また、SORACOM 自身がクラウド上で動作しているため、他のクラウドサービス、特に Amazon Web Service との親和性が非常に高いです。
IoT デバイスから送信される大量のデータを安全かつ確実に保存したり処理したりするためには、従来はシステムの計画や準備、構築、オペレーションなどに大変な労力を要していました。しかし、SORACOM を利用して Amazon Web Service や、その他のクラウドサービスを利用することで迅速にシステムを構築することができます。

IoT / M2M 向けに最適化

IoT プラットフォーム SORACOM は、IoT / M2M 向けに最適化されています。
一つのデバイスから数万、数百万のデバイスのデータを活用する際に、SORACOM は、低コストで柔軟なデータ通信ソリューションを提供します。 必要なときに必要な通信速度でアクセスし、ご利用した分のみの代金をお支払いいただきます。
SORACOM を利用すると、データ通信への多額の先行投資や運用に多くの作業や時間を費やす必要がなくなります。また、データ通信速度や回線数を必要に応じて増減することができます。規模が増えても料金体系は変わりません。
スマートフォンなど人が使用するデータ通信とは異なり、IoT / M2M デバイスのデータ通信は、通信速度は低く、通信量は少ない一方、大量にセッションを維持することがあります。
SORACOM は、このような IoT / M2M デバイスに最適化されたサービスと料金体系を提供しています。

経済性

IoT プラットフォーム SORACOM は、膨大な初期投資をしていただかなくてもすぐにお使いいただけるような料金設定となっています。
たとえば、SORACOM 自体の利用料金は無料であり、SIM 1 枚あたりの初期費用も低く抑えられているので、たくさんの SIM をご利用になる場合でも、少ない初期投資で利用することができます。基本料金も最小限となっていますので回線維持のコストを抑えることができます。
少ない初期投資ですぐに始められ、ご利用した分のみの代金をお支払いいただきます。


SORACOM アクセス管理(SORACOM Access Management)

SORACOM のプラットフォーム機能として、SORACOM Access Management(以下、SAM)が提供されています。

SAM は、SORACOM プラットフォームを管理する際に利用することができます。
「SAM ユーザー」と呼ばれるユーザーを目的ごとに作成し、そのユーザーに必要な SORACOM の操作のみにアクセスを許可することができます。

例えば、SORACOM の API を使って開発する開発者に対して、解約を実行させたくないようなケースであれば、開発者に対してSAMユーザーを作成し、解約処理を行えなくする権限を付与することが可能です。 また経理担当の方が利用料を把握する目的であれば、SIM の操作などを一切できなくするような権限を付与するができます。

各 SAM ユーザーには、コンソールログインのための認証情報と、API コールのための認証情報(認証キー)をそれぞれ付与することが可能で、また必要がなければ、認証情報を削除することができます。 アクセス権限を最小化することで、セキュリティの向上と操作ミスによる問題を防ぐことが可能となります。 SAM は SORACOM プラットフォームとして機能しており、ユーザーコンソールおよび SORACOM Air, SORACOM Beam はじめすべての API に対してアクセス制御を行うことが可能です。 SAM の利用により、SORACOM プラットフォームをよりセキュアにかつ安全に管理することが可能となります。

詳細は SAM のGetting Started をご覧ください。