SORACOM IoT レシピ:IoTで、海外に設置したパソコンを遠隔制御
IoTで、海外に設置したパソコンを遠隔制御
紹介日:2022年5月
レシピ難易度:★★☆☆☆
現場で稼働している機器の状況確認や設定変更は、安定運用に不可欠です。特に稼働直後では頻繁に発生することが多いため、いち早く解決するために数日は現場に張り付くこともあり得ます。
本レシピでは現場の機器制御に使われるパソコンに対して、IoT通信を利用して遠隔制御できるようにします。ここで紹介しているFutureNet MA-S120/GLAと、SORACOM IoT SIM、そしてオンデマンドリモートアクセスサービス「SORACOM Napter」を組み合わせることで日本国内はもちろん、海外拠点の制御も可能です。
本レシピを行うのに必要な時間、概算費用
本レシピは以下の通りです
- 必要な時間: 約90分
- 概要費用: 約75,000円
※ 概算費用: ハードウェアや SORACOM を始めとした各種サービスの概ねの費用 (送料などの付帯費用や無料枠適用は考慮しないものとしています)
使用する SORACOM サービス
- オンデマンドリモートアクセスサービス SORACOM Napter
用意するもの
品名 | 数量 | 費用 | 備考 |
FutureNet MA-S120/GLA スターターキット | 1 | 74,140円 | 本キットにはMA-S120/GLA本体に加えて、専用アンテナとACアダプタが同梱されています。また、日本国内で KDDI 回線が利用できる IoT SIM「plan-K2」とSORACOMサービス利用料 2,000円分のクーポンも付属しています。 |
SORACOM IoT SIM (plan01s) | 1 | 5.5USD (約690円) | 日本を含めた世界140を超える国と地域で利用可能なIoT SIMです。スターターキット付属のplan-K2は日本国内が対象であるため、海外で利用する際には別途ご用意ください。plan01sでご利用いただける国と地域はこちらをご覧ください。 |
設定用パソコン | 1 | ― | MA-S120/GLAの設定を行います。有線LAN接続ができる機種、もしくはネットワークアダプタを別途ご用意ください。MA-S120/GLAの設定はWeb管理画面から行えるため、OSは不問です。Webブラウザが使えることを確認してください。 |
制御対象Windowsパソコン | 1 | ― | 実際の制御対象となる機器(パソコン)です。本レシピではリモートデスクトップ(RDP)による制御を想定しているため、Windowsとしています。 |
制御元パソコン | 1 | ― | 制御対象Windowsパソコンに、リモートデスクトップ(RDP)で接続するパソコンです。RDPクライアントが使えることを確認してください。また、設定用パソコンの流用もできます。 |
- 金額はレシピ作成時となります。金額は税込み・送料別です。円/USDレートは125円換算としています。その他は参考価格となります。
レシピへのリンク
本レシピはこちらからご覧ください:海外でも使える!SORACOM Napter を利用したセキュアなリモートアクセス
本レシピは、ユーザーがインターネット上で公開しているレシピを紹介する「SORACOM Makers レシピ」です
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